はじめに
「あれ、意外と毎月の手取り額で考えると、生活苦しくない?」
入社後に数年が経ち、1人暮らしを始めてみると、いつの日か自然と収入と出費の関係を気になるようになりました。今の会社で段階的に出世すれば良いと思っていた私ですが「裕福に暮らすために、もっと稼ぎたい」と思うようになりました。本日は、サラリーマンとして今以上に稼ぎたい方に向けて、とても有用な本をご紹介いたします!
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転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方
お勧め本:「転職と副業のかけ算」moto著
お勧めポイント
★★★★★
お勧めしたい方
サラリーマンでいることのメリットを享受したい
個人でお金を稼ぐという手堅い立ち位置を取りたい
生涯年収を増やしたい方と考えている人へ
コメント
著者の年収は、本書を出したタイミングで5000万円。そのうち、広告ベンチャーで1000万円、副業収入で4000万円と、多くのサラリーマンが羨むような収入を手にしています。
こうした収入を得るのに、「転職」と「副業」を掛け合わせる事が有効であり、多くのサラリーマンが生涯年収を最大化させるのに使える戦略だというのが本書の主張です。
転職での年収アップができるのは確かな事のように思います。実際に作者は、自身のファーストキャリアの収入から今に至るまでの年収を明らかにしつつ、段階的に年収を上げるような転職をしている事でそれを明らかにしています。
転職活動では、「上司、会社からの評価」ではなく、「転職市場における市場価値」において、他人と比較される中で評価されます。そのため、著者は、「市場からの評価を上げるために自分の生産性を高める事」が必要と主張しています。
著者の生産性を高める上で必要な能力は、以下の通りに整理できます。
- 論理的に思考ができる力
- 構造的に物事を捉える力
- 物事を俯瞰した上で、課題を特定する力
- 課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる力
- ①から④を用いて組織をマネジメントする力
サラトニー的補足ポイント
サラリーマンとしての生産性の高さは、そのまま「自分を商品として見立てた時の価値」に直結するわけではないという考え方もあると思います。
転職活動での年収は選考過程で決まるものです。求人情報において年収レンジが定まっていることも多いですが、実際に選考過程では「応相談」であったり「現年収や希望年収を考慮した年収オファー」だったりする事が多いです。
戦略として年収を上げるのを目指すために自分の生産性を高めることを進めるのは重要ですが、初めての転職や2回目の転職時には特に「会社選び」や「年収交渉」を考慮して、進めていく必要があると考えています。
転職活動に関する進め方については別の記事にまとめたいと思います。
そのほか、著者のキャリアについて知りたい方や、転職の際のHOW、副業の成功に至った背景を知りたい方にとって、とてもお勧めしたい本になりますので、興味を持った方は、ぜひご一読を!
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